ウクライナでは2022年のロシア侵攻以降、戒厳令のため大統領選が実施されていません。トランプ大統領は自身のSNSで、ゼレンスキー大統領を「選挙を経ていない独裁者」と批判し「停戦交渉に加わるには選挙を行うべきだ」と主張しました。

一方で、欧州が停戦後に平和維持部隊を駐留させる案を検討していることについては「素晴らしいことだ」と賛同し、米軍派遣の必要はないとの考えを示しています。また、欧州からの米軍撤退の可能性は否定しました。

さらに、プーチン大統領との会談について「おそらく」と述べる一方、ロシア側は「具体的な日程は未定」との見解を示しました。ウクライナ国内では汚職問題もあり、ゼレンスキー大統領の支持率低下に伴い政争が激化しています。

このような国際情勢の中で、しばらく歴史を軽視してきたツケが回ってきているようです。