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これなら普通のモデルでよかったかも…

これなら普通のモデルでよかったかも…

憧れの高級車を買ったのに「なんか違う…」これってあるあるなの?後悔したポイント聞いてみた
(画像=©Vlad/stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)

一般に、高級車と呼ばれる車にはメーカーの最先端技術が盛り込まれ、性能や装備面で非常に充実しています。

そのため「高ければ高いほどいい」とも考えてしまいますが、車にも適材適所があり、高いからといって一切のネガがなくなるわけではありません。

「数年前にBMW M5を買いました。ずっと憧れていた車で、Mモデルならではのパワフルなエンジンと質感の高い走りに惹かれましたね。

納車されてからは、もう人生のなかでも最高潮のテンションでした。自宅の駐車場に停まっているM5を眺めながら、『とうとう自分もMのオーナーか』と感慨深くもありました。

でもしばらく日常で使ううちに、『ちょっと持て余すな』と感じる場面も増えていって。高速道路ではいいんですけど、街中で乗るには足が硬いんですよね。一応、電子制御のダンパーなので設定は変えられるんですが、一番柔らかくしてもそれなりに突き上げはあります。

あとは私が貧乏性なのもあるんですけど、パワーがありすぎてもったいない感じはしますよね。街中の流れに乗るだけなら、普通の5シリーズでも十分すぎるほどですし。M5に対して『思い切り走れなくてゴメンな』みたいな気持ちもありますね。

結局、週末にドライブを楽しむ程度の使い方になり、日常の足は国産のコンパクトカーがメインになっています。M5はたしかに刺激的な車で満足もしていますが、日常的に乗るなら、普通のモデルの方がバランスはよかったかもしれないですね」(50代男性)

ハイパフォーマンスモデルの加速やパワーは非常に魅力的ですが、乗り心地の硬さや燃費の悪さが日常生活ではストレスになることもあるでしょう。加えて、公道で「通常モデルとの性能の違い」を発揮できる場面はそうはありませんから、「一般的なモデルの方が快適で使いやすかった」と感じるケースもあるかもしれません。

このように、高級車はたしかに魅力的な面を多くもっているものの、維持費の高さや周囲の視線など、想定外の誤算が生じることもあるようです。

高級車であろうと大衆車であろうと、購入前には自分のライフスタイルや維持費をしっかりシミュレーションしておくことが大切なのでしょう。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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