■1兆円は当たり前?ある分野の売上が絶好調
近年物価高が家計を直撃し、多くの人が生活に不安を抱えている。聞くところによれば、4月から新たに多くの商品が値上げされるそうだ。世の中暗い話が多いように思えるが、一方で一部上場企業は過去最高利益を記録するなど、景気のいい話も見られる。そんな大手企業の陰に隠れてひっそりと好調な、ある分野に注目した。それが公営競技だ。
競馬でいえばJRA(日本中央競馬会)は13年連続で前年比プラスを計上し、2024年の総売上はなんと3兆3134億9707万600円。地方競馬も2024年は暦年での売得金額レコードを更新しており、またボートレースも前年度比105.3%の2兆5215億4087万4000円、競輪も10年連続で前年比超えの1兆1892億4817万7600円と、どれも景気がいい。
どの公営競技もファンに支えられているものであり、ファン無くしては存在できない。そしてファンの中にも明確に“勝ち組と負け組”が分かれており、誰もが勝ち組を目指して日々研究を重ねている。
特に一獲千金要素が高いのが、毎週多くの万馬券が飛び出し、しかも100万馬券のような高額万馬券、1億円を超える高額配当が狙えるWIN5で注目を集めるJRAだ。
トップアスリートとしても知られる武豊騎手、世界最強馬イクイノックス、日本中に衝撃を与えたディープインパクトやオグリキャップなど、競馬は知らなくてもそれら名馬を聞いたことがある人は多いはずだ。それもそのはず、今や競馬は全国1000万人以上が参加し、有馬記念(G1)や日本ダービー(G1)は国民的行事といえるほどのビッグイベントなのである。
そして競馬にはもう一つ別の顔がある。それはギャンブルというよりも、もはや一獲千金の手段として、あるいは気軽に副収入を獲得できるサイドビジネスとして周知され始めていること。
競馬は確かな情報源からもたらされる信頼できる情報と、経験と実績に裏打ちされた分析力があることで、的中率がグンと跳ね上がる。しかし多くのファンが参考にするスポーツ紙や競馬専門紙の競馬マスコミは、確かな情報源と呼ぶには実績が足りず疑問符がつく。そもそもひとつの媒体で10名以上の記者が予想を公開しており、“数うちゃ当たる戦法”といっても過言ではない。ファンは何を、誰を参考にすればいいのかわかりにくい。

では競馬の勝ち組は何を参考にしているのか。それは一般的な競馬マスコミではなく、マスコミの枠を超えた【プロ】の情報だ。中でも年間300本以上の万馬券を10年以上連続で的中させ、多くの競馬ファンから
と絶大な評価を集めている最強の万馬券的中集団「暴露王」こそが、プロ中のプロといえるだろう。