ナチスドイツは公権力を用いユダヤ人のみならず、人種マイノリティや性的少数者を迫害しました。
迫害された人々には「言論の自由」はありませんでした。
1933【ユダヤ人迫害の開始】1933年ナチス政権獲得後すぐに迫害がはじまる。34年最初の強制収容所設置。35年ニュルンベルク法により公民権を奪う。36年ロマ(ジプシー)迫害の開始。38年大規模な反ユダヤ暴動(水晶の夜)。各国は脱出するユダヤ人の受け入れに消極的だった。pic.twitter.com/quvHZxdCPX
— 詳説世界史年表 (@chronicle_2010s) November 16, 2024
世界恐慌で苦しむ人々の支持を得て政権に近づいたという意味では、ナチスのような極端な意見も許される「言論の自由」がナチス台頭の可能性を生んだと言えるのかもしれません。
しかし、1933年の全権委任法の可決で、反対意見を表明する野党が解体されたことで、ドイツではホローコストにつながる反ユダヤ的な政策が取られるようになりました。
その意味では、「言論の自由」の存在ではなく、その喪失こそがホロコーストの原因だったと言えるのではないでしょうか?
自民党副総裁が学ぶべきとした「ナチスの手口」の本質とは「全権委任法」。国会を無力化し、政権が好き勝手に法や制度を決められる法律。何でも閣議決定で好き勝手に決める自民党政権の姿は、正にナチスの手口そのもの。党の支配下で、政府は人権侵害抑圧機関に。野党も廃止。繰り返されてはならない。 LMFTLRk
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) April 1, 2024
バンス氏を批判するためだけに編み出されたブレナン氏の論法には、批判の対象となった本人も驚きを隠せません。
This is a crazy exchange.
Does the media really think the holocaust was caused by free speech? EBUKx75Wfm
— JD Vance (@JDVance) February 16, 2025