「昔はヤンチャだった系オジサン」に絡まれて…

かつて「走り屋」と呼ばれた人たちのなかには、派手なスポーツカーを見ると「自分たちの仲間」だと思ってしまう人もいるのかもしれません。とくに女性がスポーツカーに乗っている場合には、何かと話しかけられることも多いといいます。
「父の影響でスポーツ系の車が好きで、免許を取ってすぐにS14のシルビアを買いました。女性でMTに乗っていると、やっぱり珍しがられるというか、スタンドやコンビニなんかで声をかけられることは多かったですね。
今ではもう慣れましたけど、最初の頃はちょっと怖い思いをしたことがあって。夜中にMTの操作に慣れようと、坂の多い道で練習し、帰りにコンビニに寄ったときでした。
飲み物を買って車に戻ったら、派手なスカジャンを着たオジサンが、タバコを吸いながら車内を覗いていたんです。ヤバいと思ったときにはもう遅くて、『これ姉ちゃんのか』と絡まれてしまって。
そうです、と答えると、『俺も昔13に乗っててよ』と、聞いてもいないのに昔語りを始めたんですよね。どこを改造してどこの峠で走って、誰々が速くて有名で、みたいな。
最終的に、『俺の後輩がショップやってるから、面倒見てもらいなよ』と連絡先を渡されました。今考えるとオジサンのナンパともいえない絡みでしたけど、服装や雰囲気もあって怖かったですね」(30代女性)
このように改造車やスポーツカーは、周囲の目を引くぶん、知らない人から話しかけられる機会は多くなるのでしょう。
もちろん「怖い人に因縁をつけられる」といった状況は稀だと考えられますが、改造や走り方で悪目立ちをしない、あるいは深夜にあまり出歩かないなど、自衛の観点も大切なのかもしれません。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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