■セブン&アイに「由来」を聞くと…

現在は24時間、年中無休で営業しているセブンだが、当初の営業時間は朝7時から夜11時までだったため、「セブン-イレブン」と命名されたのは有名なエピソード。

セブン公式サイトでは「時代の変化に伴い、営業時間は24時間年中無休になってからも、お客様に愛着を持って頂いている店名はそのまま残り、現在も『セブン‐イレブン』のままとなっております」と、説明している。

そのため記者は、正式名に「ハイフン」を採用している背景を「7 a.m.–11 p.m.」「7:00–23:00」といった時間の範囲(営業時間)を指す記号に由来しているためでは…と推測していた。

セブンイレブンの正式名、4割弱の人が「知らなかった」 誤解されがちな1文字に驚き…
(画像=『Sirabee』より引用)

しかし、セブン&アイ・ホールディングスの広報担当者に話を聞いたところ、「正式名称の全角ハイフンについては、ブランドの表記として使っております」との回答が得られたのだった。

よくよく考えると、米国では全角のハイフンは、カンマや括弧のような感覚で使われているため、企業がブランド名にハイフンを使用するのはよくあるケースなのだろう。

「セブン・イレブン」と誤解していた人は、ぜひ今日から正しい名前を覚えてほしい。