NASAの最新観測と衝突リスク
この小惑星2024 YR4は、2024年12月にNASAの望遠鏡が発見した。発見当初の衝突確率は1.2%だったが、その後の計算で2.3%に上昇した。この確率の変動について、マサチューセッツ工科大学(MIT)の惑星科学者リチャード・P・ビンゼル教授は「観測データの精度が向上するにつれ、確率は変動するのが普通であり、現時点で過度に懸念する必要はない」と述べている。
仮に衝突しない場合でも、2032年には地球から約10万6000キロメートルの距離を通過する見込みである。