TOCANAでも先日からお伝えしている、約8年後の2032年に地球に衝突する可能性がある小惑星「2024 YR4」。衝突する確率は現時点で2.3%とされている。そしてこの度、衝突した場合の被害を再現した恐ろしい映像が公開され、科学界のみならず一般にも大きな反響を呼んでいる。
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原爆の500倍以上の破壊力
この小惑星が地球に衝突すれば、爆発のエネルギーはTNT火薬に換算して8メガトンに達すると予測される。これは、広島に投下された原子爆弾(約15キロトン)のおよそ500倍以上の破壊力に相当する。
3DアニメーションスタジオMetaBallStudiosを運営するアルバロ・グラシア・モントーヤ氏が制作した映像では、自由の女神ほどの大きさの小惑星が燃えながら地球へ落下し、ニューヨーク市に激突する様子が描かれている。衝撃により爆発が発生し、都市全体が瞬く間に壊滅するという恐ろしいシナリオだ。