まるで恐竜?映像の真相とは
この不思議な映像は今月初めにSNSに投稿され、一気に拡散された。動画には、草むらの中を歩く小さな生き物たちが映っており、その姿が驚くほど「赤ちゃんブロントサウルス」に似ている。しかし、映像をよく分析すると、それらの生物は未知の恐竜ではなく、実際にはコアティ(ハナグマ)という小型の哺乳類であることが明らかになった。
コアティは南アメリカ、中米、メキシコ、そしてアメリカ南西部に生息する動物で、長い尾が特徴だ。今回の映像が特に話題になった理由は、映像が逆再生されているため、彼らの尾が頭部のように見え、まるで小さな恐竜の群れが歩いているような錯覚を生み出していたからだ。