世界には数多くの未解決の謎が存在するが、その中でも「ベッツ・ミステリー・スフィア」は、異様な動きを示す謎の球体として長年にわたり注目を集めてきた。1974年、アメリカ・フロリダ州で発見されたこの球体は、ただの金属製の物体に見えながらも、重力を無視したような動きを見せ、音に反応し、さらには意志を持っているかのような振る舞いを示したのだ。半世紀近くが経過した今も、この奇妙なスフィアの正体は解明されていない。

発見:ありふれたはずの球体

 1974年3月、フロリダ州フォート・ジョージ島でベッツ一家が自宅の敷地を調査していたところ、焼け跡の中に銀色に輝く金属製の球体を発見した。直径約20センチ、表面は滑らかで継ぎ目がなく、異様に精巧な作りだった。当初は大砲の弾か何かだろうと考えたが、持ち上げると想像以上に重く、ただの鉄球とは思えないほど密度が高かったという。

 ベッツ一家はこの不思議な球体を自宅に持ち帰ったが、そこで奇妙な現象が起こり始めた。

【謎の金属球】「ベッツ・ミステリー・スフィア」とは?意思を持つ球なのか…50年にわたる未解決の謎
(画像=画像は「Anomalien.com」より、『TOCANA』より 引用)