■「これほど話題になるとは…」と驚き

張り紙が思わぬ形でバズった件について、福岡市交通局の担当者は「事前に備えた簡易な措置が、これほどの話題になることは想像していませんでした」と、驚きの表情を浮かべる。

続けて「イベント参加時の駅利用では、分からないことはお気軽に駅係員へお尋ねください。お客さまを迷わず目的地へお届けするため、駅ではイベントの規模に合わせて増員し、案内業務を行っております」「また、お帰りの時間には臨時列車を運行し、イベント参加者の帰りの足を確保しています。これからも、速くて便利な福岡市地下鉄のご利用をお願いします」と、粋なコメントを寄せてくれたのだ。

ちなみに、話題のポスト投稿主・わじろさんは件の張り紙を見かけた際、一瞬「新曲かな?」と考えてしまったものの、下に書かれた「(最寄駅:唐人町)」という補足を見て、すぐにピンと来たそう。「シンプルに徹して、分かりやすいと思います」と、駅利用者としての感想をコメントしてくれた。

ちなみに過去には、京王電鉄・分倍河原駅でも「B’z 140円」とだけ書かれた張り紙が大きな話題となったことが。大物アーティストのライブに参戦する際は、ライブ本編だけでなく、会場最寄り駅の取り組みにも注目したい。