■「分かっていても面白い」と大ウケ
シンガー・ソングライターの米津玄師は、1月9日より「米津玄師 2025 TOUR / JUNK」をスタート。同ポストが投稿された8日には、福岡・みずほPayPayドーム福岡にて公演を行なっている。
そう、件の張り紙は「この駅から米津玄師のライブ会場までの運賃は260円ですよ」という情報を、極限までシンプルにさせた内容となっていたのだ。張り紙の末尾には「(最寄駅:唐人町)」という補足も確認できる。

(画像=『Sirabee』より引用)
意味が分かると納得だが、「米津玄師260円」というシュールなワードは瞬く間に話題となり、前出のポストは投稿から数時間で2万件を超えるリポストを記録する事態に。
Xユーザーからは「分かっていても、面白い」「米津がこの値段は安すぎる…」「分かりやすくて助かるね」「流石は福岡の地下鉄、分かりやすい!」といった驚きと称賛の声が多数上がり、かくして同ワードはXのトレンドに急浮上したのだった。
そこで今回は、件の張り紙を掲出した福岡市地下鉄・博多駅を運営する「福岡市交通局」に、詳しい話を聞いてみることに。すると、なんとも微笑ましい舞台裏が明らかになったのだ。