ウインカーを出すタイミングはルールが定められている

(画像=©RS-Studios/stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)
右左折や車線変更する際に使用するウインカーは、使用する際のルールが道交法によって定められています。
道交法第五十三条では「車両の運転者は、左折し、右折し、転回し、徐行し、停止し、後退し、又は同一方向に進行しながら進路を変えるときは、手、方向指示器又は灯火により合図をし、かつ、これらの行為が終わるまで当該合図を継続しなければならない。」とされており、道路交通法施行令の第二十一条ではそのタイミングまで指定されています。
左折、右折および転回時は「その行為をしようとする地点(交差点においてその行為をする場合にあつては、当該交差点の手前の側端)から三十メートル手前の地点に達したとき。」、車線変更時は「その行為をしようとする時の三秒前のとき。」と規定されており、「右左折時は30メートル手前、車線変更時は3秒前」と覚えている人は多いでしょう。
必要な場所でウィンカーを出さなかった、または必要な場所以外でウィンカーを出した場合、「合図不履行違反」や「合図制限違反」として取り締まりを受けるおそれがあり、いずれも普通車および二輪車で6,000円、大型車で7,000円、原付が5,000円の反則金と、違反点数1点の処分を受けることになります。