その20分後、右舷トモ3番の紅一点・鬼頭夫人に1.5kg級がヒット。マダイにマルイカ、キハダマグロにマダコと、何でもござれの女性釣り師は、ヒラメゲットもお手のもののようだ。

3.62kgの良型も登場
さらに右舷トモの大内さんにもヒット。これは1kg級だったが、同氏はしばらくしてサイズアップの2.5kg級をゲット。

この時が当日のハイライトで、大内さんとほぼ同時に右舷ミヨシ2番の斉藤さんにもヒット。かなり大型らしくなかなか上がらず、時間をかけて慎重に上げてタモ取りされたのは、当日最大の3.62kg。釣り好きが高じて、いつでもすぐ釣りに行けるようにと、港までわずか5分の場所に、二年前に埼玉から移住。釣りを満喫していると言う。

このすぐあとに、藤田さんは2尾目のヒラメをゲット。1尾でいるヒラメもあれば、群れの可能性もあるので、誰かにきたらチャンスタイム。全神経を集中したい。

数・型ともに狙える
結局、3kg以上は1尾だけだったが、1.5kgから2.6kgまでの良型がほとんど。また、あと2mというところで5kgはあろうかという大型を痛恨のバラシ、というシーンもあり、イワシの下には相当のモンスターが潜んでいる気配が濃厚。油断は禁物だ。
厳寒期ではあるが、防寒対策を十分にして望めば、数・型ともに自己記録更新が夢ではなくなる可能性は十分だ。
<週刊つりニュース関東版リポーター・坂本康年/TSURINEWS編>