「アラスカ・トライアングル」の怪奇現象

(画像=画像は「YouTube」より、『TOCANA』より 引用)
「アラスカ・トライアングル」とは、アラスカ州のアンカレッジ、ジュノー、ウティアグヴィク(旧バロー)の3地点を結ぶ三角形の地域を指す。このエリアでは1970年代以降、2万人以上が行方不明となっており、「航空版バミューダ・トライアングル」とも呼ばれる。以下に、この謎に関する主要な事例を挙げる。
■1972年の議員失踪事件
1972年、米国下院多数党院内総務だったヘイル・ボッグスと議員ニック・ベギッチがアンカレッジからジュノーへ向かう途中で行方不明となった。搭乗していた小型機は空中で忽然と姿を消し、その後の捜索でも機体の残骸すら発見されていない。今回のベーリング機墜落事故と不気味なほど類似している。
■ニューヨーク出身のハンターの謎の死
1970年代、25歳のハンター、ゲーリー・フランク・ソーサーデンがアラスカの原野で行方不明となった。その後1997年、ポーキュパイン川沿いで人間の頭蓋骨が発見され、2022年にDNA鑑定で彼のものであると特定された。彼の死の経緯はいまだに謎に包まれている。
■近年の失踪事件
2016年にはジョセフ・バルデラス、2020年には33歳のフローレンス・オクピオラクがこの地域で失踪した。どちらのケースも手掛かりが全くなく、地元の警察も解決の糸口をつかめていない。