■「滞在費用を不正使用」で降格
長谷川氏は同局を退職する前の2012年、「ニューヨーク滞在関連費用の不正使用をした」として降格処分を受けて配置換えに。
長谷川氏によると、海外赴任の際には、いったん必要な費用を仮払いで受け取り、後に精算するという慣習があったが、ニューヨーク到着直後から取材で多忙だったとのこと。
そのため、「経理処理なんかできる状態じゃない。なのでよく分かんないまま、しかも英語もよく分かんない。ワーッと書いて『とりあえずこれで処理で』って、ほとんど覚えていないんですけど、適当に雑な出し方をした記憶はあります。で、ひも解くと『合っていないじゃないか』と。なので、『会社のお金をちょろまかそうとしただろう』と」と問題視されたという。