【国民年金保険料】 発足時(昭和36年): 月100円 ※35歳以上150円 現在: 月16,980円

【厚生年金保険料率】 発足時(昭和17年): 4,9% ※その後昭和35年まではさらに下がって2.3% 現在: 18,3%

自分で納めた分だけでは現在の年金支給額をカバーできないのは明らかで、いま支給されている年金の半分は国庫負担(税金からの支出)となり、現役世代は当時とは比べ物にならないほど重たい保険料負担に青息吐息となっています。

この明らかな格差を無視することは、それこそ「世代間の対立を煽る」ことにならないでしょうか。

負担を増やすのではなく歳出を削減し、世代間に公平で持続可能な制度を構築することが急務です。

今年は年金改悪法案が国会に提出見込みとなっている勝負の年。粘り強く社会保障制度改革の必要性を訴え、丁寧に説明を尽くしていきます。

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編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2025年2月2日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。