宗教の聖典を燃やす行為を「言論の自由」の表現として容認するスウェーデンや「冒涜する自由がある」と主張するフランスの世界観は神仏への極端な排他主義がその根底にある。人間中心主義だ。繰り返すが、「信教の自由」を認めるのならば、その聖典の焼却行為は許されないのだ。モミカさん殺人事件から教訓をくみ取るべきだ。

編集部より:この記事は長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2025年2月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』をご覧ください。