NASAの科学者は、新たに発見された小惑星「2024 YR4」が2032年12月22日に地球へ衝突する可能性があると発表した。その確率は1/83(1.2%)とされているが、万が一衝突すれば都市を壊滅させるほどの威力を持つとみられている。
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直径55メートルの小惑星
2024 YR4は、2024年12月27日にNASAの「小惑星地球衝突最終警報システム(ATLAS)」によって発見された。直径は約55メートルで、人類を滅ぼす規模ではないものの、都市を壊滅させる可能性がある。
科学者の試算によると、この小惑星が地球に衝突した場合、爆発時のエネルギーは約8メガトンに達し、広島型原爆の500倍以上の威力を持つとされる。この規模の衝撃が都市部に直撃すれば、大規模な被害をもたらすことは避けられない。