BYD が事業方針を発表|日本へe-SUV「BYD SEALION 7」の導入や中型 EVバス「J7」の参入をアナウンス
BYDは2025年で日本上陸20年目の節目
BYD初の乗用車・商用車部門合同の事業方針発表会では、先に、ビーワイディージャパン株式会社(以下BYDジャパン)の劉 学亮社長のプレゼンテーションで始まりました。
2025年は、BYDジャパンの創立20年、EVバス日本導入10年、乗用車日本上陸3年となる節目の年で、日本のユーザーやパートナー企業、メディア等へ謝辞が述べられ、過去の日本上陸からの歴史を振り返りつつ、今後の事業への期待を語りつつ、商用車部門の「EVトラックの日本導入」、乗用車部門の「PHEVの日本導入」についても発表され、BYD商用車部門の執行役員 副社長 石井 澄人氏、BAJ代表取締役社長 東福寺 厚樹氏へプレゼンのバトンを渡しました。
日本専用設計のEVバス「J7」を導入。2030年までに累計4,000台のEVバスを販売と発表
BYD商用車部門の執行役員 副社長 石井 澄人氏は、BYDの商用車について説明。日本ではEVバスのシェアが7割超で、350台の納入実績や、リン酸鉄リチウムイオン電池などのBYDのテクノロジーについても語られました。
中でも、今回の発表会で初披露となった日本専用設計の「J7」については、2.3mという中型路線バスの車幅に対して開発された車両であり、インホイールモーター方式を採用した専用のeアクセルを搭載している点をアピールしました。
価格も36,500,000円(税込)と発表され、中長期目標として「2030年までに累計4,000台のEVバスを販売」という目標を掲げました。
現在は、日本全国に6拠点の事業所を構え、2024年からは24時間365日対応のロード・サービス、「BYD(EV)バス サービスコール」と「BYD(EV)バスロードサポート」の運用も開始されています。
電動SUV「BYD SEALION 7」に加えてPHEVの日本導入を発表