■SNSでは感動の嵐
かつて妻に先立たれ、震災で一人娘の真紀も亡くし、塞ぎ込んで孤立していた孝雄。
当初「あの世捨て人みたいな態度と店舗から『真紀(の遺骨)と一緒に、故郷に帰る』みたいなフェードアウトの仕方だとばかり思ってた」「『この人はいつか娘の死を乗り越えていくんだろうなぁ』と予測はしてたよ、でも…」とあくまで被災者の1人として描かれるものだと思っていた人は少なくないよう。
しかし、悲しみから立ち上がる姿が丁寧に描かれ、最後は思い出を胸に晴れやかな再スタートを切るという展開に、SNSでは「もうまさかの流れだよー!!」「娘の描いてた夢を実現するかのようなこんな展開になるなんて。自分の浅い予想なんかはるかに超えてきてさぁ。涙が止まらんよ」「今日の晴れやかな笑顔と真っ直ぐの視線は毎日おむすびを見てきた我らへのご褒美に思えるよ…!!」などと、驚きや感動の声が続出した。