中国のソーシャルメディアで、ロボット犬とドローンが花火で戦う動画が拡散され、話題を呼んでいる。SF映画のような光景だが、AIを搭載した兵器が戦争の主役となる未来が、すぐそこまで来ているのかもしれない。まるで、映画『ターミネーター』で描かれたスカイネットの出現を予感させるような出来事だ。

ドローンとロボット犬の花火合戦、近未来の戦争を予見

 動画の撮影場所は不明だが、花火を搭載したドローンと、背中に花火発射装置を搭載したロボット犬が、互いに攻撃をかわしながら戦う様子が映っている。ドローンは弧を描いて移動し、ロボット犬を翻弄する。まるで、ゲームのような光景だ。2体のロボットが手動で操作されているのか、自律的に動作しているのかは不明だが、近未来の戦争の姿を予見させる映像として、多くの議論を呼んでいる。

 サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、ソーシャルメディアでは「最初の機械戦争」「AIによる現代戦争の幕開け」といったコメントが寄せられ、ドローンの優位性や配備方法などについても憶測が広がっている。スカイネットのようなAIが、兵器を操る未来は本当に来るのだろうか?