いまでも純国産でPCを製造している主なメーカーはどこ?

では「いまでも純国産でPCを製造している主なメーカー」はどこなのでしょうか。具体例をいくつかご紹介します。

VAIO

意外と知らない「いまでも純国産でPCを製造している主なメーカーはどこか」
(画像=(画像は「VAIO」公式サイトより引用)、『オトナライフ』より 引用)

VAIOは、かつてソニーのPCブランドとして国産PCの中でも圧倒的な知名度を獲得しました。しかし00年代半ばごろから収益性が大きく悪化し、2014年にはソニーから切り離される形で「VAIO株式会社」として独立。その後は営業体制を強化し、特に法人向けビジネスを強化。そして、2024年11月にはノジマに買収されることが発表されました。

ソニー時代から続く伝統としては、「安曇野FINISH」に代表される「高品質なPCの製造」が挙げられます。先にも述べた通り、日本の風土やPCの利用環境に合わせた開発や製品試験が行われ続けています。

パナソニック

意外と知らない「いまでも純国産でPCを製造している主なメーカーはどこか」
(画像=(画像は「パナソニック」公式サイトより引用)、『オトナライフ』より 引用)

パナソニックの純国産PCと言えば、特に「レッツノート」シリーズが広く知られています。レッツノートの特徴は神戸の工場で生産を行っていること。海外工場などに委託することなく、国内で実装からボード検査、組立、最終検査を行うことで、たとえば問題が起こった場合にもそれぞれの部門にすぐにフィードバックが届けられるため、高い品質を維持できているとのこと。海外製のPCと比べて価格は高いものの高品質で、堅牢性が高く、故障リスクが低いPCです。

・軽量
・長時間駆動
・頑丈である

という特徴から、外回りの機会が多いビジネスパーソンなどに愛用され続けており、法人需要も堅調です。

今回は純国産のPCブランドで続く事業再編や、その中でも純国産で開発が続いているブランドの例などを解説しました。もちろん、純国産ではないPCが「低品質」とは限りません。海外ブランドのPCが国産を上回る使用感を実現するケースもあるでしょう。

一方で本稿の中でも述べた通り、海外製のデジタルデバイスが約1万5,000台に対して全体の2割以上が故障しているケースもあります。故障リスクを抑えてデジタルデバイスを導入したい場合に、やはり純国産PCは貴重な選択肢になり得ます。

・軽量
・頑丈
・故障リスクが低く、サポートが手厚い

といった特徴を備えたPCを探したい場合は、改めて「純国産PC」の魅力に向き合ってみることもおすすめします。

※サムネイル画像(Image:Shutterstock.com)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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