■カオスと化した会場

しかし、もちろん全ての記者に対して疑問の声が上がっているワケではない。開始から数時間が経過し、この世の終わりのようにカオスな様相を呈し出した空間に、一筋の流星が現れたのだ。

マイクを持たない記者が大声で質問をしたり、反対にマイクを独占して執拗に質問を繰り出すなどの様子が見られた中、「通販新聞」を名乗る記者が「一応、手を挙げて当たった人が質問するルールになっているので、それは守ってください。静かにしてください、マジで」と、一石を投じたのだ。

この発言は会見を正常な流れに戻す大きな役割を果たしたとし、X上では同記者を「MVP」に認定するユーザーも多く見られた。