■日本では明治時代に開発
ホッチキスを発明したのは、アメリカ人のベンジャミン・B・ホッチキスという人物で、「ホッチキス」の名称はその名に由来しているという説もある。ホッチキス氏は機関銃の発明者でもあり、マシンガンの弾送りをヒントにホッチキスの機構を考え出したと言われているが、詳細は不明のようだ。
一方、日本人によるホッチキス開発の歴史も明治時代に遡る。明治45年(1912年)に垣内清八氏が発表した「自働紙綴器」や、大正元年(1912年)に天野修一氏らが発表した「A式綴紙器」などが記録に残されている。