特にセカンドローテの段階での「金残しローテ」であまり派手過ぎない色での反応が良くいい勉強になった。

クランクベイトでもヒット

放流が落ち着いた後、彼にはクランクベイトで釣ってもらうことにした。

基本の動きとしてはスプーンと同様だがアタリのレンジをどれだけ丁寧に引けるかがキーになってくる。彼には5種類程のクランクベイトを渡してあるので「いろいろローテーションして釣ってみて」と伝えた。

私は少し別行動して下池で放流の残存狙いを敢行してみた。特にマイクロスプーンで比較的激しい動きをするスプーンが効果的であった。

友人をエリアトラウトデビューさせてみたら入れ食い堪能でどハマり【大阪・千早川マス釣り場】シャロークランクに反応が集中(提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

夕マズメになり薄暗くなったタイミングで再びクランクベイトにチェンジして表層を意識した個体を狙ってみると連続でヒット。彼も順調に数を伸ばしていく。ファットモカjrのSR-Fが抜きん出て結果を残してくれた。

友人が管釣りの魅力にハマる

17:00過ぎに納竿。彼は初挑戦で20匹以上、私はカウンターの数字で54匹とまずまずの釣果であった。帰りの道中で「はじめての管釣りはどうやった?」と聞いてみると「思っていた以上にテクニカルで面白かった。これはアリや」と気にいってくれたようで、次回は1月末くらいに釣行を計画している。

具体的には巻きの釣りでのレンジキープの重要性はメバリングの時にわかっていたが、エリアトラウトだとそのシビアさが面白かったとのこと。

またミノーの釣りは、メッキ釣り同様に肥やしの釣りで寄せて魅せて食わせるという点が似ているが、早いジャークと柔らかなジャークの動きが参考になったなどを挙げてくれた。

私自身もはじめてのガイドで恐る恐るの部分もあったが結果オーライということで帰路についた。

<福岡崇史/TSURINEWSライター>