小学校4年生のかんながルアーをやりたいと言うので、タックルを渡すとやはり難しく飛ばすことができない。すると親切なスタッフが、かんなに投げ方を教えてくれた。数分たって、かんながルアーを投げるとうまく飛んでいった。

ゆっくりと巻いていると、ニジマスがヒット。かんなは大喜び。北田原マス釣り場のスタッフはベテランなので、分からないことがあれば釣り方を教えてもらえる。初心者やニジマス釣りに興味のある人は、ぜひ行ってもらいたい。

釣った魚を串焼きに
ある程度魚をキープしたので調理場に行き、ウロコと内臓を取って串焼きにする。手作りの暖炉でじわじわ火を通していく。ホルモン鍋も持参したので、その横で火にかけた。3人で暖かいたき火を囲み、魚が焼けるのを待つ。

ぐつぐつとホルモン鍋が沸騰したころ、ニジマスの塩焼きが完成したのでアルミの器に移すと魚が、大き過ぎて入らない。半身をらく君に取り分け、残りをかんなに渡すと、2人ともおいしいと一瞬で完食。
おにぎりとホルモン鍋でお昼ごはんを終えて、子供の大好きなマシュマロを串に刺してあぶると、これには子供たちは大喜び。

釣りもいいが、何より自然で砂遊びやたき火、釣った魚をその場で食べて、子供たちは非常に良い経験ができたと思う。

持ち帰りの10匹までは持ち帰れるので、残りの7匹を家で塩焼きと唐揚げにした。遊び疲れた子供たちは、夕食が終わるとぐっすりと眠っていた。
<週刊つりニュース中部版APC・溝川弘巳/TSURINEWS編>