最後に現れた、その名に「激辛」を冠するツワモノ

 最後の挑戦者は、ご当地ラーメンブームの火付け役である福岡県から。麺に唐辛子を練り込んで激辛に仕上げたという「朱(トゥー)」の登場だ。

ご当地インスタントラーメン食べ比べ! 第23回は「激辛王防衛最終戦」
(画像=鳥志商店
「旨み激辛ラーメン 朱(トゥー)」、『BCN+R』より 引用))

 調理前の乾麺をみても、唐辛子の影響だろう、うっすら赤く色づいており、その本気度がうかがえる。濃縮した液体スープも真っ赤で、まさしくラストマッチにふさわしい最強のチャレンジャーと確信。では、その辛さレベルを確かめてみよう。

ご当地インスタントラーメン食べ比べ! 第23回は「激辛王防衛最終戦」
(画像=朱色の油がスープ表面をコーティング。
かなり辛そう、『BCN+R』より 引用))

 恐る恐るスープをズズズっとすすってみると、「おおー!」「バチーンときました、かなりの辛さ」。一瞬そうでもないかなと思わせつつ、すぐにビンタを喰らったような刺激が到来。「二口目を躊躇するくらい辛い!。

ご当地インスタントラーメン食べ比べ! 第23回は「激辛王防衛最終戦」
(画像=スープは味噌ベースとのことだが、
そうは思えないくらい赤い、『BCN+R』より 引用))

 しかし、もう一口ズズズといきたくなる旨さもあって、ヒーヒーいいながらスープを堪能。そして、唐辛子が練り込まれているという麺をズバババっと食べてみると、「こ、これは、あきまへんでー!」。

ご当地インスタントラーメン食べ比べ! 第23回は「激辛王防衛最終戦」
(画像=唐辛子が練り込まれている極細麺。
コシがあって歯応えも満点、『BCN+R』より 引用))

 頭から汗が一瞬で吹き出し、ひたいをダラダラ流れるレベルの辛さ。唐辛子の風味も豊かで、辛い物好きにはたまらない味わい&刺激。極細だから麺と麺の隙間に激辛スープがしっかり入り込むうえ、そもそも麺が辛いんだから完全に逃げ場がない。ベースの味噌味も濃厚で、辛さの奥に旨味も感じる。これはもしや、激辛王を超える高得点が出るのか。

総評
ひと口目の刺激度 ★★★★★
じんわりくる辛さ ★★★★★★
スパイスの複雑さ ★★★★☆
旨みとのバランス ★★★★★
合計20点

 なんと、こちらも「じんわりくる辛さ」が禁断のマックス超えで6ポイントを獲得。これにより、現激辛王のなまはげ 激辛醤油らーめんとポイントが並ぶことになった。審議の結果、「なまはげらーめん」は激辛の粉末を全ていれることで20点になるのに比べ、この「朱(トゥー)」はこの辛さがデフォルトであることから、チャレンジャーの勝利が確定。王座防衛8戦目にして、鳥志商店の「旨み激辛ラーメン 朱(トゥー)」が二代目激辛王の座につくこととなった。

センセーショナルな結末

 最後で王座が変わるという、センセーショナルな結末を迎えた激辛王決定戦。また機会があれば全国の激辛自慢を集め、新激辛王である朱(トゥー)の防衛戦を開催したい。ちなみに毎回説明している通り、こちらの勝負はラーメンのおいしさやクオリティーとは一切関係がなく、あくまでも辛さを比べているものなので、関係者の皆様、ご理解ください。(エフェクト・山葉のぶゆき)

提供元・BCN+R

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