フジメディアHDさん。フジテレビを切り捨ててオールドメディア談合体制から足抜けして、不動産業として生き残る事を考えた方が良いですよ。

そうなればおそらく産経新聞も切り捨てるんでしょうけどね、フジは。なのでこの件で産経新聞の動きが鈍いのは当然かもしれません。

それにフジの支配者の日枝久(87歳)としては1992年にクーデターを起こし、創業家で会長であった鹿内宏明を追放して独裁体制を築いてきたのにここで自分が引きずり出されたりしたくはないとも考えるはずです。

一度権力を握ってやりたい放題の美味しい地位を手に入れ、その旨味にどっぷり浸かってきた人達というのはその旨味を永遠に手放したくないと考えるものです。

なのでずっと居座り続ける形になるのでしょう。

港浩一社長(フジテレビHP)と日枝久会長(Wikipedia)

居座り続ける間に組織の腐敗は進み続け、人材の質も低下。これも腐敗組織の典型的なパターンでしょう。

ちなみに、1992年にクーデターで解任された直後の会見で鹿内宏明氏はこんなことを言っていました。

「今回の事態についてマスコミの自浄作用と言われていますが、私が経営に当たって私心をはさんだり、不正を行った事実は一切ありません。私があたかも不正をしたかのような印象を与える(羽佐間社長の)発表は、私の個人としての名誉をも著しく傷つけるものです。私個人として法的社会的に不正な問題は一切ありません。ここで明確に述べておきます」

クーデターを起こすにあたって日枝達は鹿内宏明氏を悪人に仕立てあげるための印象操作を行っていた形です。

日枝とその子分の港社長。今度は自分達が批判される立場になります。

鹿内宏明氏のように堂々とした対応はできないことはすでに明らかです。

見苦しく誤魔化そうと逃げ回ろうとするほど傷口が深くなり、炎上は続き、他局への延焼のリスクが続くでしょう。

もはや中居正広個人の問題として誤魔化して片付けるのはどうやったって無理でしょう。