連続ヒットを期待して遠投を繰り返す。すると、再度アタリがきて同型を追加。

43.5cm良型メジナ手中
しかし、その後はアタリなく、1時間ほど昼食休憩。再開すると、相変わらずエサ取りは少ない。
ウキの周囲にまきエサをパラパラと撒いていく。満潮時間を過ぎると、西風が徐々に強くなってきて海上がザワつき始める。
やがて、サラシが出始めてきたので、そのポイントを丹念に攻めていくと、ウキがゆらゆらと消えていった。待望のアタリなのでひと呼吸おいてから大きくアワせる。
一気に竿の根元まで引き込まれ、重量感ある竿絞りに良型を確信。スピードと重量感ある突進を見せてグイグイ竿を絞り込んでいく。しばらくすると、海面に大きな波紋を上げながら良型メジナが姿を現した。足元のハエ根を慎重にかわして無事にタモ入れ成功。43.5cmの良型だ。
このあと、夕マヅメの時刻を迎え、周囲が薄暗くなったラストチャンス。ここで、ウキがアタリを捉えて竿を立てる。ハリ掛かりと同時に、グングンとクロダイらしい引き。海中にギラリと銀色に輝く38cmを無事取り込む。さらに、同型を1尾追加。
38cm頭にクロダイ4尾
17時を過ぎるとウキが見えにくくなってきた。足場を洗い流して納竿。終わってみれば合計4尾のクロダイと、良型メジナを手にすることができた。

<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>
洲崎別荘下