新世界秩序を掲げて世界の政治・経済を操っているとされる秘密結社イルミナティ。だがイルミナティに所属しながらも、その活動や思想に疑問を持つようになり、その秘密を命がけで世間に公表してきた人々もいる。今回は陰謀論サイト「Illuminati Rex」の記事から、そんな内部告発者たちを5人ご紹介する。

1.ジョン・トッド

イルミナティの内部告発者5人! 新世界秩序、悪魔召喚、レプティリアン、生贄…勇士たちの告発
(画像=画像は「Wikipedia」より引用、『TOCANA』より 引用)

 ジョン・トッドはイルミナティの重要な一族出身で、若くして大司祭となって評議会にも参加し、米国の6万5000人の司祭たちを統括する立場にいたという。数々の内部告発者の中でも極めて高位の人物である。妹もイルミナティで高位の女司祭となっており、まるでUFOのように見える悪魔を召喚する儀式に関わっていたそうだ。

 トッドは米陸軍への入隊などを経て1970年代にはキリスト教に改宗、イルミナティについて暴露し始めた。彼によればロックミュージック、ロールプレイングゲーム、占星術などはどれも悪魔崇拝の入り口として作られたもので、映画「スターウォーズ」もイルミナティによる大ヒット作だという。

 彼の主張は陰謀論者に大きな影響を与えたが、強姦罪で捕らえられて精神障害と診断され、2007年に精神病院で生涯を終えた。