例えば全く実績が伴わないのに、政府の重要ポストを占める人がいたり、企業や大学でも仕事ができない人を属性だけで雇用したりしてきたのです。

差別主義者と言われることを恐れるあまりに雇われる人にとってもその組織にとっても間違ったことを行ってきたのです。

この結果、例えば間違った決定が行われたり、職場の同僚との調和が乱れたり、本当に支援が必要な人が放置され公営住宅に入居できなかったり、手当を受け取ることができないということが起こってきました。

退役軍人で、心身に障害を抱えた人が公営住宅に入れず、健康で全く精神にも問題がない自称難民の人が公営住宅に優先的に入ってしまうと言うことが起きていたのです。

また少数派だからという理由だけで優先された人の仕事が結果が伴わないので、周囲から反感を買い、返って差別が悪化してしまう、という実例も私は目にしています。

テレビや雑誌の宣伝は人口比を無視した人種や性的少数派だらけ、映画やドラマの配役、筋書きも少数派有線で、歴史作品では史実を曲げるのが当たり前になってしまいました。これには少数派側からも疑問が湧いていました。

このようなことが何年も起きていたために、アメリカだけではなく、欧州でも一般の人々の間では行きすぎた多様性に疑問を抱く人が増え、政府や職場に対する不信や不満が蓄積してきたのです。

もちろん差別は良くありませんし、少数派が不利益を被る事は良くありません。

しかし、あまりにも行き過ぎた多様性は対立を煽り、分断を進め、実力主義を歪め、結果的に社会にとって良いことではありませんでした。

トランプ政権は、このような一般の人々の不満をよく理解しているように思います。

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