作戦が的中すると快感度は高く、置き竿でアタる魚はすべて30cmオーバー。大型の魚は賢く、マダイ同様にひん繁に動くビシに対して警戒する傾向があるようだ。シャクリ回数の多い人より置き竿の私のほうが、圧倒的に型がよかった。

潮流が緩かったので、ひと流し目は2時間半の大流しだったが、数カ所のピンポイントで良型がヒット。ゲストに33cmシマダイもきた。

流し後半はウマヅラとフグの攻撃が増え、9時すぎに移動の合図。この時点で私はツ抜け。

船のコマセ釣りで38cm頭にトップ31尾と好調!【千葉・直栄丸】置き竿釣法で良型続出ハナダイ&シマダイ手中(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

23~38cmハナダイ快釣

船は2~3分の移動で次のポイントに入り、同じ指示ダナで開始。船長から、「魚の型が小さい人は15mの高いタナまで探ってみてください」とアドバイス。

また、移動の間に右舷を見にいくと、操舵室の下に座る常連の坂橋さん、静岡に転居しても通う佐藤春穂さんが釣り上げた大型ハナダイを見せてくれた。

船のコマセ釣りで38cm頭にトップ31尾と好調!【千葉・直栄丸】置き竿釣法で良型続出板橋さんは船宿開設当時からの常連(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

ふた流し目は漁礁の真上を狙って根掛かりが多発したが、良型メバルやカサゴが釣れて、白木さんは23cmと27cmカワハギをキャッチ。

船のコマセ釣りで38cm頭にトップ31尾と好調!【千葉・直栄丸】置き竿釣法で良型続出白木さんはハナダイに27cmカワハギ(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

また、トモの江原さんは30cm本命とマダイの一荷を披露。

船のコマセ釣りで38cm頭にトップ31尾と好調!【千葉・直栄丸】置き竿釣法で良型続出江原さんにマダイ(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

多田さんは35cmの特大ハナダイを取り込む。

船のコマセ釣りで38cm頭にトップ31尾と好調!【千葉・直栄丸】置き竿釣法で良型続出多田さんには35cm級(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

序盤は苦戦していた原田さんも、10時の小移動で入った三カ所目のポイントで、24~30cmを連発、11時半の沖上がりまでに10尾をクリア。

船のコマセ釣りで38cm頭にトップ31尾と好調!【千葉・直栄丸】置き竿釣法で良型続出原田さんには40cm級ウマヅラも(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

最終釣果

最終的な船中釣果は、23~38cm8~31尾と、マダイにシマダイ、カンダイやメバル、カサゴ、カワハギが交じった。竿頭と最大魚は佐藤さん、クラブ内でのトップは私の25尾だった。

船のコマセ釣りで38cm頭にトップ31尾と好調!【千葉・直栄丸】置き竿釣法で良型続出竿頭の佐藤さんは船中最大の38cmをキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版APC・木津光永)

山本船長のコメント