通信料金を低く抑えたい、つながりやすい通信にしたいなど、さまざまな理由から携帯電話会社の乗り換えを検討する人は多い。今回は、携帯キャリアとキャリア格安ブランドの利用者を対象にした調査結果をもとに、乗り換えの実態と理由について詳しく見ていこう。

乗り換えを検討しているのは約2割、大容量データ利用者ほど現状に不満を感じている

スマホ乗り換えの実態調査! キャリアと格安ブランドで異なる理由とは?【オリコン調べ】
(画像=キャリア格安ブランドユーザーの方が、若干検討者率が多い(「株式会社oricon ME」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

オリコンは、12月2日に発表した「2024年 オリコン顧客満足度®調査 携帯キャリア/キャリア格安ブランド」ランキングの調査対象者10,367名(携帯キャリア:8,464名/キャリア格安ブランド:1,903名)に別途聴取、集計した利用実態データを発表した。

まず、携帯キャリアとキャリア格安ブランドの利用者に、他の通信会社への乗り換えを検討しているかどうかを尋ねると、携帯キャリア利用者の16.6%、キャリア格安ブランド利用者の20.2%が「乗り換えを検討している」と回答した。キャリア格安ブランドの方が若干高い数字となっているが、両者とも約5人に1人が乗り換えを考えているということになる。

スマホ乗り換えの実態調査! キャリアと格安ブランドで異なる理由とは?【オリコン調べ】
(画像=(「株式会社oricon ME」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

特に、携帯キャリア利用者の中でも「データ使い放題(無制限)で毎月20GB以上利用している」人の25.5%が乗り換えを検討しており、大容量のデータを使う人ほど、現在の契約に不満を感じている可能性が高い。