到底使い物にならないのですぐに廃棄して新しいものへ買い替えになった。安物買いの銭失いになったのである。愚かな筆者の悲劇を繰り返してはならない。

中古パソコンはギャンブル

中古パソコンはギャンブル性が非常に強い買い物である。

割と新しいスペックのものであっても、気温の高い場所で使ってバッテリーがやたらと消耗していたり、強い衝撃を何度も受けてダメージが蓄積していたりと、外観からはなかなか見えづらい爆弾を抱えている。

仮にブランド物で良品があるにしても、その場合は販売者側があまり値下げをしないのでお値打ち品で手に入れるのも難しい。

しっかり吟味して良品を選び出すことは、中古パソコンの世界ではかなり難しい。それならDellやレノボなど大手メーカーの廉価モデルの中から吟味して新品で買ってしまうのが一番いい。

ものによっては十分な性能の新品パソコンを5万円台で買えるし、かなりハードに使っても3年は確実に持つ。何より新品は爆弾を抱えている不安がない。初期不良はメーカーで対応してくれる。どう考えてもちょっと割安だという理由でリスキーな中古パソコンを買う必要性がないのだ。

筆者は今後、どんな用途であっても中古パソコンを買うことはない。売り手の性善説が求められる中古パソコンという商品を、さらに昨今詐欺行為も話題になるフリマサイトなどで買うのはあまりにもリスクが高い。素直に大手メーカーの新品パソコンから評判を調べて買うか、本当に信頼のおけるサイトから吟味した上で買うことを勧めたい。

 

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