最後に堤防ブロックの隙間を狙う。幅10cmの小さな入口だが魚影は濃い。ゆっくりフォールさせて岸壁に張り付くカサゴにアピールすると中層の3mでアタリが連続する。振動するサオ先が大きく沈んだタイミングでフッキング。岸壁のカキ殻でラインが切れないよう注意を払いながら一気に巻き上げた。
釣れたのは26cmのデカサゴ。四日市エリアにおける最大級のサイズだ。岩肌のようにゴツゴツした棘(とげ)とヒレは圧巻。今回の釣行を締める十分な釣果となった。

歩く足には棒当たる。今回は四日市港一文字防波堤の新堤防におけるカサゴを穴釣りで狙った。結果、26cmのデカサゴを筆頭に10匹キャッチすることができた。他の釣り場と比較すると水深が深く根掛かりのリスクは高いが、釣れるサイズに期待がかかる。これから産卵のため接岸して魚影は濃くなるので釣果は伸びる見通しだ。東海エリアにおける最大級のデカサゴ、求めてみては。
<週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤/TSURINEWS編>
出船場所:四日市港