ここでお土産も十分になったので手巻きのジギングタックルに持ち替えた。ソルティガ15Hは今まで泳がせ釣りにしか使うことがなかったため、本来のジギングで魚を釣ろうというのが今回の2つ目の目的だ。ただ120mの水深をドテラ流しで釣るのは肉体的に少々不安を感じていたが、リールの巻き上げが軽快なため心配は杞憂に終わった。また、多少疲れても電動タックルがあるという安心感でも気持ちが楽になっていた。
サメの急襲
3回目の流しで、ヒット!電子音ドラグを出す魚の引きを手巻きで楽しんでいると一瞬、違和感があったが、そのままロッドから伝わる重量を感じて無事ネットインとなった。これまでよりファットなプロポーションの良型ブリ(ワラサ)だったが、魚体の左側を見てビックリ!サメと思われる歯形がガッツリと付いていたのだ。
残念ながら食べるには衛生的に厳しいので元気なまま海中にお帰り頂いた。それでもソルティガ15Hで無事に魚をゲットしたため、ここでジギングはいったん休止し、タイラバを始めることにした。
タイラバで見事良型キャッチ
ちょうど、そのタイミングで船長からも「タイの反応がでているよ!」と声掛けをもらった。いよいよ3つ目の目的となるシーボーグ100J‐Lの出番である。
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パワフルでありながら自重は375gと軽く、とても電動リールを持っているという感覚ではないのだ。
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タイラバヘッドには最近安定の紅牙ブレードブレーカーTG玉神の120gをセットし、1投目。スピードを13で巻き始めると早速アタリがあった。そのまま巻き続け、ロッドが絞り込まれたところでスイープな聞きアワセをする。すると、電子音のドラグサウンドが響き渡ってくれた。同時にロッドのスリルゲームシリーズの曲がりを楽しみながら70cm級のマダイを手にできた。
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