スパイシーダブルモスチーズバーガー×ブルガリアヨーグルト
次は、圧倒的ボリュームにより特に男性から強く支持される「スパイシーダブルモスチーズバーガー」。モスバーガーの代名詞であるトマトと濃厚ソースがたっぷりのバーガーに、チーズやハラペーニョなどを挟み込んだ豪華な1品だ。これだとヨーグルトに味わいで押されることもないはず、と、やはり上のパンズをめくってヨーグルトをたっぷり乗せる。
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(画像=モスバーガー「スパイシーダブルモスチーズバーガー」、『BCN+R』より 引用)
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(画像=バンズとトマトの間にヨーグルトを挟み込む、『BCN+R』より 引用)
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(画像=赤いモスバーガーのソースに白いヨーグルトが映える、『BCN+R』より 引用)
ガブリとかぶりついてみると、「ふむふむ、濃厚なソースと肉、チーズがいつものハーモニーを奏でて、これ美味し~い!」。ハラペーニョのピリッと感もアクセントになって、「うんうん、これこれ」。でもちょっと待って、「ブルガリアのあいつはどこよ?」。
先ほどの海老カツバーガーとは真逆で、パワフルバーガーの影に隠れて出てこない。ほのかな酸味は感じるけど、全体に与える影響は弱い。「う~む、まさかこんな展開になるとは……」。
モスライスバーガー焼肉×ブルガリアヨーグルト
連続パンチをくらったフラフラ状態で次に挑んだのが「モスライスバーガー焼肉」。ご飯を使ったバーガーの元祖といえるご長寿商品だ。しかし、ここにきて、「米とヨーグルトとは……」。しかも、具材は焼肉だ。ヨーグルトに合わない気配をビシビシ感じる。
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(画像=モスバーガー「モスライスバーガー焼肉」、『BCN+R』より 引用)
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(画像=焼肉にヨーグルトをオン。あまり美味しそうに見えない、『BCN+R』より 引用)
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(画像=出来上がりをみるとちょっと豪華なビジュアルに、『BCN+R』より 引用)
もうどうにでもなれ、と、ブルガリヨーグルトを焼肉にたっぷりかけてかぶりついた。すると、「え! ええ! こ、これは想像と違ってかなりおいしゅうございます!」。焼肉のほんのり甘いタレとヨーグルトの酸味がばっちりマッチし、主役である肉の旨味を引き立てている。醤油味の香ばしいライスバーガーとの相性もよく、まるで最初から入っていたような安定感。
甘味をマイルドにしつつ酸味という新しい味を手に入れて、数段ゴージャスなバーガーへと昇華している感覚だ。まさか最後の最後に、こんなドラマが待っていたとは。