■雪国の人間も「2回しか見たことない」
ちなみに、件の車両は「クローラー」仕様に改造されたもの。一般的に認知されている「キャタピラー」という名称は、アメリカの「キャタピラー社」の登録商標なのだ。
こうしたカスタムは、いくら長野が雪国とは言えかなり珍しいようで、北陸信越運輸局の担当者も「雪の多い北陸信越地域でも珍しいと思います。スキー場の宅配便等の車両としてたまに見かけますが、私も過去に2回ほどしか目にした経験がありません」と、振り返っていた。
その性能は折り紙付きで、積雪の中でも雪上車に近い走破性があると思われる。
今回、ポストがねらいどおり(?)話題となった件について、担当者は「正直、ここまで大きな反響があると思っておらず、非常に驚いております。写真だけでなく、発信の内容についても了知頂きたいと思います」ともコメントしていた。
雪に備えた装備を整えるのも大切だが、「運転を控える」という選択肢も重要である。ぜひ、参考にしてほしい。