スライドドア搭載車を選ぶデメリットはある?
ここまで子育て世帯がスライドドアを搭載している車を持つことのメリットを紹介しましたが、メリットがあればデメリットも出てきます。
購入を検討する際も「スライドドアがあれば便利」というわけではなく、「どんなスライドドアが便利」かが大切です。
車選びはどんな車なのかメリットとデメリットを理解したうえで、自分達のライフスタイルに合ったものを選んでいく必要があります。
1.スライドドアは相対的に価格が高い
新車を購入する際に、気になるポイントは購入価格が高くなることです。
販売店で聞いた価格にオプションをつけていくと、さらに価格が跳ね上がり、こんなに高価になる予定ではなかったとなる方もいます。
スライドドアを搭載しているとそれだけで価格が高く設定されていたりするため、装備品やオプションなどをよく見たうえで購入を検討する必要があります。
考えていた予算をオーバーする場合には中古車もおすすめです。
2. ヒンジドアに比べて燃費が悪い
スライドドアに関係した部品などで重量が重くなっているぶん、通常のヒンジ式ドアの車に比べて、車両の重量が重くなり燃費が悪くなっています。
自動で開閉してくれるモーターが必要になってきたり、開口部が大きいぶんドアの強度が弱くなってしまうので頑丈な補強材を入れたりすると、どうしても車体の重量が重くなってしまいます。
3. 四角いボディ形状は横風に弱い
スライドドアを搭載している車は、ほとんどが車高も高くなっています。車高が高いと車の側面の面積が大きくなるので、横風の影響を受けやすくなります。
風の強い日は、安全運転を心がけましょう。
4. 手動でドアを開けるにはコツがいる
スライドドア搭載車でよくあるのが片側は自動開閉、反対側は手動というものです。
前述したようにスライドドアは強度を上げるため内部に補強材などいれている関係で重くなっており、ボディが大きくなればなるほど手動で開けるのが大変になります。
できれば自動で開閉できる機能はほしいところです。
中古車サイトなどでは「両側パワースライドドア」などと記載されており、自動か手動か、両側か片側のみかがわかるようになっています。