■「和解されたほうがいい」アドバイス

また、不法行為による負債に関しては「自己破産がたぶんできないと思うんですよね。だから返し続けなければいけないはずです」と指摘。

さらに、賠償金に加えて「遅延損害金っていうのが付きます。一審判決が出たときから、ずっと。これが年利5%とか…まあまあの恐ろしい金利が付いてくるので。負債が雪だるま式に広がってくると思うので、本当に一生懸命返さないと」とも話す。

今後について「高裁判決でひっくり返る可能性はめちゃくちゃ低い」としたうえで、相手側が条件交渉に応じる可能性にも言及。

自身も交渉で賠償金を減額して和解したケースがあることを明かし、「さっさと和解して、自分が頑張って5年、10年で返済できる額で和解されたほうがいいんじゃないかなと思います」とアドバイスを送ると、「私もそうしましたので。最近まで払っておりましたが…」と苦笑していた。