■「Lawson」と「Lowson」どっちが正しい?

今回の調査では、全国の10〜60代の男女1,000名を対象に「ローソンの英語表記はどちら?」という設問を用意。選択肢はもちろん「Lawson」と「Lowson」の2つである。

果たしてどのような回答結果になるか、全く予想がつかなかったが…蓋を開けてみると、全体の76.5%が正しい表記「Lawson」を選択していたと判明したのだ。

日本人の2割超、ローソンの「本名」知らなかった 80年前の呼び名に思わず驚き…
(画像=『Sirabee』より引用)

年代別の回答を見ると、10代から50代にかけて年代が上がっていくにつれ正答率が上昇していくも…残念ながら60代でガクッと減少。60代の正答率は全年代で最も低い67.7%であった。

日本人の2割超、ローソンの「本名」知らなかった 80年前の呼び名に思わず驚き…
(画像=『Sirabee』より引用)

とはいえ、それでも7割近くが「正しい英語表記」を認識している当たり、流石はローソンの知名度といったところか。

■ローソンの「名前の由来」に驚き…

今回はさらに一歩踏み込んで、ローソン広報に「ローソンの名前の由来」について尋ねてみる。するとローソンのルーツは元々、1939年に米国オハイオ州にてJ.J.ローソン(Lawson)氏が営んでいた牛乳販売店であると判明。

同店は「ローソンさんの牛乳屋さん」として新鮮で美味しい牛乳が地域の評判を呼び、毎朝多くの人々が牛乳を求めてやって来たという。ローソン氏はその後「ローソンミルク社」を設立して日用品などの生活必需品も販売するようになり、事業を拡大していく。

日本人の2割超、ローソンの「本名」知らなかった 80年前の呼び名に思わず驚き…
(画像=『Sirabee』より引用)

現在の「ローソン」というチェーン名や、看板の「ミルク缶」デザインが誕生した背景には、こうしたエピソードが秘められていたのだ。

日本人の2割超、ローソンの「本名」知らなかった 80年前の呼び名に思わず驚き…
(画像=『Sirabee』より引用)

そして、日本でローソンが初めてオープンしたのは1975年(昭和50年)6月14日のことで、記念すべき第1号店は大阪府豊中市の「桜塚店」だという。

日本人の2割超、ローソンの「本名」知らなかった 80年前の呼び名に思わず驚き…
(画像=『Sirabee』より引用)

なお、今回の調査で「Lowson」派が少なからず存在したのは、前出のような「A」と「O」の混同のほか、人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの影響もあるのでは…と、個人的には考えている。

日本人の2割超、ローソンの「本名」知らなかった 80年前の呼び名に思わず驚き…
(画像=『Sirabee』より引用)

というのも、同作の第4部には「オーソン」という名前のコンビニが存在し、こちらのつづりは「Owson」となっているのだ。ローソンは過去に『ジョジョ』とコラボし、店舗にて実際に「Owson」の看板を掲げたこともあるため、そうしたエピソードを知っている人には「ローソンの表記はo」というイメージが刷り込まれているのかもしれない。

(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年1月27日~2023年1月30日
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)

提供元・Sirabee

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