■エプロンの色にも配慮が…

4月末時点で、北海道から沖縄までまんべんなく、大学病院内に約90店舗展開しているという。

担当者からは、「タリーズコーヒーは、オフィスビルをはじめ、様々な立地に出店していますが、病院内店舗は『地域社会に根ざしたコミュニティーカフェとなる』を体現するホスピタリティを追求した店舗形態の位置づけとして、患者さんやお見舞いの方はもちろん、病院職員の皆さまがホッと一息つけるような場所を提供したいという思いで、出店展開をしています」という熱いコメントが寄せられている。

そうした店舗では、病院のニーズに応えながら、病院内店舗にふさわしい空間作りと独自の取り組みを行っているという。

大学病院に併設のタリーズコーヒー、業界初の取り組みだった 「20年前のエピソード」に感動
(画像=『Sirabee』より引用)

担当者は、「車椅子でのご利用の方に合わせ、レジカウンターにくぼみをつけたり、バリスタカウンターを通常店舗より低めのものにしたり、杖掛け用イスを導入したりしています。また、病院内店舗の従業員エプロンは、通常店舗エプロンの黒ではなく、茶色に統一しています。(※病院では黒/赤は縁起が良くない色とされるため)」と説明する。

大学病院に併設のタリーズコーヒー、業界初の取り組みだった 「20年前のエピソード」に感動
(画像=『Sirabee』より引用)

これからも、タリーズコーヒーは、たくさんの人の癒やしの場となることだろう。