常用漢字なのは
ここからは「歌」「唄」「詩」の中で常用漢字なのはどれかを解説します。
「歌」と「唄」は常用漢字
「歌」と「唄」はどちらも常用漢字表に記載されています。
そのため、どちらも日常的に使用する漢字という認識です。
「唄=常用漢字ではない」とされる場合もあるものの「歌」と同様に常用漢字とされているので、どちらも日常生活で使用して問題ありません。
実際に「唄」の使用例としては「小唄」「長唄」が挙げられています。
「歌」も「歌曲」「唱歌」「短歌」が挙げられており、普段から使用できる漢字として浸透・定着しているのが特徴です。
「うたう」と読み方をする漢字
「うたう」と読む漢字には「歌う」「謡う」などがあります。
常用漢字表にも「歌」の例として「歌う」が挙げられています。
同様に「謡う」も挙げられており、意味はどちらも同じです。
ただし「謡う」はどちらかというと「謡曲を歌う」というニュアンスがあり、能の詞章をあらわす表現となっています。
そのため「歌う」とは微妙にニュアンスが変わってくる点には注意しなければなりません。