黒坂岳央です。
引っ越しをするため、複数の物件の内覧へ行ってきた。元々タワマンに住みたい希望を持っていた訳ではなく、単に希望エリアで間取りが良かった物件に含まれていたので一戸建てとともに内覧をしてみた。
結論的にタワマンは筆者のような属性とはかなり相性が悪いと感じた。世間的にはリセールバリューや都心へのアクセス、セキュリティなどでメリットも取り上げられているタワマンについては、明確に「おすすめしない人」がいると感じたのでこの場を借りて言語化したい。
※誤解のないようにいっておくと、「タワマンなんて良くない」と言っているのではない。「このような人とは相性が悪い」という話である。
子育て世帯のリモートワーカーには向かない筆者は一日の半分の時間を仕事、もう半分を育児に使う生活を送っている。また、都心への通勤を必要としないリモートワーカーだ。このような属性の人は、駅チカでアクセス抜群のタワマンはおすすめしない。
まず駅チカは通勤など都心への移動には便利でも、リモートワーカーはそもそも都心への移動がない。そのため、駅チカという条件がそのままデメリットになる。どこの街でも駅前は交通量が多く、騒音、排ガスの問題がある。
また、子育て世帯は車移動が前提となるが、スーパーでの買い物や外食をするにも、お店の駐車場がなかったり、極端に狭かったり、さらに毎回ゲート式で精算が必須だったりと何かと不便な事が多い。
むしろ都心へのアクセスがあまり良くない代わりに、近隣に大きな公園がいくつもあり、スーパーには広々とした駐車場が用意されているようなエリアの方が自分のような属性の人にとっては実生活では遥かにメリットが大きいのだ。
タワマンはドア・トゥ・ドアの時間がかかるそして40階以上の高層タワマンを内覧する際、時間を計測してみたのだが玄関に入るまでに想像以上の時間を要することに驚いてしまった。