■標準語には「ない」

番組で大阪と東京でインタビューをすると、大阪の人の大半が「よく使う」のに対し、東京では「突き放された感じ」「適当に言ってたのか」「どっちだよ」と、不満に思う人も多かった。

スタジオでも、京都の大学を卒業して大阪で活動を始めたレイザーラモンRGや、現在も関西での仕事が多いYOU、福岡出身ながら吉本興業所属で関西の芸人との会話も多い博多華丸・大吉は、「何の不思議もない」と、とくに違和感を覚えないことを明かす。

その一方で、埼玉県出身の伊沢拓司や、神奈川県出身の鈴木奈穂子アナウンサーは「関東からすると流行り言葉のイメージ」「面白おかしく使うぐらい」とあまりなじみがない様子。華丸が「(『知らんけど』の)標準語バージョンってないよね?」と問うと、伊沢とも「ないですよね」とうなずいた。