YouTubeとニコニコは「どちらもスマホで聴くには十分な音質」
これまでに述べてきた通り、YouTubeは160kbps、ニコニコ動画は128kbpsか192kbps相当の音源だと言えます。そして「128kbps」「192kbps」といった数値は、音声ファイルの「データ量」を表しています。
たとえばCDの非圧縮データの1秒あたりのビット数は、約1,411kbpsです。つまりYouTubeもニコニコ動画も、その楽曲の「音質」で言えばいわゆる「不可逆圧縮」に相当します。
不可逆圧縮音源は元データの一部を圧縮し、ファイルサイズを節約しているため、音質の劣化は避けられません。つまり、YouTubeもニコニコ動画も、CDやハイレゾ音源に比べれば音質は下がります。もっとも動画をメインに楽しみながらイヤフォンで音を楽しむ程度には十分でしょう。
また、不可逆圧縮音源を高音質で楽しみたい場合は、アップスケーリングを試してみるのも一つの方法です。たとえばXperiaの一部機種ではLDAC対応ヘッドホンを利用することによって、ソニー独自のAI技術によって圧縮音源をハイレゾ相当の高音質にアップスケーリングすることが可能。
設定アプリの「音設定」→「オーディオ設定」から「DSEE Ultimate / DSEE HX」をオンにするだけで簡単に設定可能です。
※サムネイル画像は(Image:Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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