雷句誠氏は、「私一人の問題ではない、全ての人が日の出の表現が作れなくなる。」「よく「萎縮」の種を作ると表現ができなくなると言いますが、まさにそれの種になるのではないでしょうか?」と、今回の意見表明に至った理由を説明しています。

実はこの声明文に似た内容の、韓国の方からの旭日旗を用いた強い批判のリプや引用はいくつか来ていました。

それは私も目にしていましたが、自分としてはこれは年賀状の縁起物である日の出をイメージしたもので、「旭日旗」というのはどうしても理解ができず、無反応、そして過激なものに関してはブロックをしていました。これは旭日旗に対する意見というよりも、雷句誠、個人への攻撃に見えたのもあります。

このデザインは新春の雑誌、漫画雑誌も含め、表紙のバックやカレンダーなどでもよく使われている絵柄です。それが全て使えなくなり、韓国の方の一言で、発刊停止まで追いやられることになります。

そうなると、漫画家だけでなく、絵を描く人、TVやYouTubeなどで映像を作る人も含めて、日の出の表現が作れなくなると思います。(もしくはかなり限られてしまう。)

よく「萎縮」の種を作ると表現ができなくなると言いますが、まさにそれの種になるのではないでしょうか?

このように私一人の問題ではなくなってしまいます。

雷句誠氏の主張は「旭日 旗ではない」という構成ですが、まったく旭日旗ではないものについても削除要求などのヘイト行為の対象として攻撃されてきた現実があります。

既にスポーツ・芸術の分野で夥しい例があります。

韓国が旭日旗を戦犯旗と呼びだした2012年以降、徐坰徳(ソギョンドク)教授の工作

上掲は韓国の朝鮮日報で旭日旗に関して書かれた記事を中心にまとめた記事ですが、「戦犯旗」という語について以下の事実が書かれています。

国語大辞典に正式登録された単語ではない 戦犯旗に言及した韓国の学術論文は「0件」 戦犯旗という単語がメディアに登場し始めたのは2012年ごろ