2025シーズンの開幕に向け、選手の去就に大きな注目が集まる明治安田Jリーグのオフシーズン。今冬はアルビレックス新潟のGK小島亨介が柏レイソルへ、J2降格となったサガン鳥栖GK朴一圭が横浜F・マリノスへ、横浜FMのDF畠中槙之輔がセレッソ大阪へ完全移籍するなど、主力選手の移籍が目立っている。
そんな中でも注目なのが、各クラブで契約満了になった選手たちだ。所属フリーの選手は移籍金が掛からないことが最大の魅力。ここでは、所属チームを契約満了となり移籍金ゼロで獲得可能なDFとGKの6選手をピックアップしていく(1月4日時点の情報に基づく)。
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GK児玉剛
1人目は2024シーズンでFC東京との契約が満了となったGK児玉剛(37)。2010シーズンに京都サンガへ入団しプロキャリアをスタートさせるも出場機会に恵まれず、2014シーズンに愛媛FCへと移籍した。愛媛での3シーズンは、ストロングポイントである反射神経を生かしたシュートストップとパンチングを武器に守護神として活躍。その後モンテディオ山形を経て、2019シーズンからFC東京へと活躍の場を移していた。
しかし、2023シーズンまで在籍したGKヤクブ・スウォヴィクや同シーズン途中から新守護神として台頭してきたGK野澤大志ブランドンなどFC東京のGK層は厚く、児玉の出場機会は限られてしまう。2024シーズンもJ1リーグでわずか1試合(途中出場)のみの出場に留まった。J2リーグでは引く手数多となるであろう児玉の動向に注目が集まる。