■ 投稿は「ポスト」呼び 「エモテキ」機能でエフェクトの付与も
投稿は「ポスト」とよばれ、XやBlueskyのような短文テキストを投稿することができ、メンションやタグ付けをして投稿することも可能です。
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投稿できる文字数は149.3文字(実質149文字)までで、画像は4枚まで、動画は60秒までのものが添付可能ですが、1日にアップできる容量は1GBまでと限りがあるので、連投には注意しましょう。
ちなみに149.3という数字は、反対から読むと3.941(ミクシィ)と読めるからなのだとか。遊びゴコロを感じる仕様です。
また、閲覧に注意が必要な画像はセンシティブフィルターを付けて投稿することが出来ます。その際表示されるメッセージは「覚悟して見る」……。原則自己責任で、覚悟を決めて閲覧するようにしましょう。
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投稿に関する大きな特徴と言えば、「エモテキ」機能でしょう。これは文字を動かせる機能で、巨大化したり、跳ねさせたり、エフェクトを付けたりと、様々な効果を付与することが可能。絵文字や顔文字以上に、投稿に込めた感情をより明確に表現することができます。
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加えて、投稿に対しての反応としてリポスト、返信、いいねのほか「リアクション」を用意。絵文字やアルファベット、短文の日本語など、あらかじめ指定されたものの中から反応を選ぶことで、「いいね」だけでは伝わらない意図や感想を投稿につけることが可能となっています。
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こうした機能は、DiscordやMisskeyでも同様のものが見られましたが、mixi2のものはいずれも汎用性の高いチョイス。カスタム絵文字については、一部の機能を後述のコミュニティ内でのみ作成可能です。ちなみにいいねやリアクションは、第三者からは誰が行ったのかはわからない仕様となっているため、気兼ねなく反応を残していきましょう。
一方、リアクション機能が充実していることで、返信がリアクションで完結してしまう懸念も。他のSNSと比較して、投稿を介した言葉のコミュニケーションは、生まれにくいと言えるかもしれません。
■ 共通の趣味・関心を持つ仲間と繋がれる「コミュニティ」機能は健在
旧mixiでもお馴染みだった「コミュニティ」機能は、mixi2においても同様の機能が備わっています。
ローンチからまだ二日しか経過していないにもかかわらず、検索するとすでにさまざまなコミュニティが立ち上がっていることがわかります。気になるコミュニティがあれば参加し、なければ自分で立ち上げてみるのも良いでしょう。
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知らない人が急にコミュニティに入ってくることに不安のある方は、参加を承認制にすることができ、ポスト権限を管理人のみにすることも可能。ただし、これらを一度選択すると設定を戻すことが出来ないので、慎重に判断しましょう。
また、コミュニティ内では「イベント」の登録も可能で、オフ会を開催する際や、同じアニメ作品やスポーツ中継を同時に見ながら投稿したりといったことも。アイデア次第でいろいろな使い方が出来そうです。
■ タイムラインは「フォロー」がデフォルト 友人知人の間で盛り上がっている話題が時系列順に表示
投稿はXやThreadsのように、タイムラインに蓄積されていく形となりますが、異なるのはフォローしているアカウントの表示がデフォルトとなっていること。タブの切り替えは不要です。
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さらに、表示は基本的に時系列順となっており、友人知人の間で盛り上がっている話題を順に追うことが出来ます。自分にとって必要な情報だけを収集できるのは、「繋がった人、繋がりたい人との関係性を深められる」ことを目指す、というmixi2にぴったりの仕様と言えそう。
なお、デフォルトの「フォロー」タブのほか、「発見」タブに切り替え可能で、こちらはフォロー外で、共通の話題を持っていそうな方の投稿が優先的に表示される仕様となっているようです。フォローする人を探したい場合は、「発見」タブのほうも覗いてみると良いでしょう。
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また、タイムライン上に広告が表示されないのも、SNSに快適さを求める方にとってはありがたい仕様と言えそう。もちろん今後変更となる可能性もありますが……。